こんにちは、チコットです!
皆さんの町にはまだ銭湯はありますか?
スーパー銭湯ではなくて、昔ながらの小さな銭湯です。
<浴槽は狭くて足伸ばせない>、<時間も無いからシャワーで済ませちゃう>、<疲れが取れない>
そんな方は多いんじゃないでしょうか。私もそうです。
だからわたしは月1~2回、銭湯でたっぷり時間かけて体と心をほぐしています。
銭湯の雰囲気とマナー、金額帯などをお知らせすることで皆様にも<銭湯ライフ>を取り入れていただけたらと思います。
銭湯の料金と現存数
料金はスーパー銭湯に比べるととても安いです。
全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会に加盟する銭湯は公共料金として入浴料が決まってるんです。都道府県により金額差はありますが、それでも安い。例えば
東京500円、千葉450円、大阪490円、長崎350円
地価の上昇とか燃料代の高騰とかお客さん減少とかあるから、この金額はちょっと申し訳ないのかもしれないですね。
銭湯の数も減ってます。組合に入ってる銭湯はピーク時には1万8千くらいだったのが今は2千を切ってるそうです。お風呂がない家、今はそうは無いもんねぇ。
設備は必要十分です
家の風呂より不便じゃない?着替える場所狭くない?
大丈夫です、私は東京千葉の銭湯にいくつか行きましたが
- 脱衣所には鍵付きロッカーあり。貴重品は番台で預かってもらえる
- 個々の洗い場にはシャワーがついている
- ボディソープ、シャンプー完備のところもある(全部じゃないですよ)
- サウナや露天風呂付もある(これも全部ではない)
- コイン式ドライヤー、マッサージチェアもある(これはつかったことないなー)
タオルや石鹸も売ってるから手ぶらで銭湯もアリです。
最低限のマナー
気持ちよくお風呂につかりたいです。注意されるのも注意するのもゴメンですよ。
あちこちの銭湯に行っての経験からだと、これだけは守れば大丈夫だと思います。
- 湯船につかる前に体を洗う(少なくとも体にお湯かけて特に下半身の大事なトコは洗う)
- 人にお湯かけない(体流すときにやりがち)
- 湯船にタオル付けない
- 湯船に浸かりながら体こすらない
- 大声でしゃべらない
- 混んできたら譲る
- 使った桶、椅子は戻す
人にされて<嫌だな>と思うことはやらない。それ守ればいいだけです。
銭湯のいいところ
いいところは
- 足伸ばせてゆったり、肩までお湯に浸かれる
- 残り湯の使い道や掃除、水道代のこと考えなくていい
- 自分の体形チェックができる
- いろんな人をみて街を想像できる
最初に書いた通りです、足伸ばしたいし肩までゆったり浸かりたいけど家の狭い湯舟じゃぁねぇ。たっぷりのお湯を楽しみながらベタな富士山の壁絵眺めて<はぁ~>つうのもいいもんです。それに残り湯を洗濯に使おうか庭木にまこうかを考えるのもやるのも面倒じゃないすか。
体形チェックは鏡に映る自分をみて、<あ、ケツ下がってきた><肌が年取ってきたかな>っていうセルフチェックと、ほかの人見て<お、まだ大丈夫だ私><若いのにはもう全然かなわん>という比較チェックがあります。年々見たくなくなるんですが、これやっとかないと老化が加速しそうな気がします。つらいですね。
一番は<いろんな人をみて街を想像できる>ことです。
この辺は子供が多いのか、ご老人が多いのかは、それはすぐにわかります。
おすすめは20代から60代くらいの人たちが<どんな職業なのか>、そこからこのあたりが<どんな街なのか>を想像することです。
<意外と大学生っぽいのいるな><これはリーマンじゃなさそう><東南アジア系の方かしら?><妙に日焼けしてるやつが多い>とか。
調べてみると大学のグラウンドがあったり、周辺が元々漁師町だったり、工場が多かったり、ジョギングコースが近くにあったり。
その町のことを自分なりの方法で少しわかった気がして、なんか得した気になります。
銭湯ライフ、私の場合
いま私の近所には銭湯ないんです。車で30分くらいのところには昔ながらの銭湯がありますけど駐車場が無いんすよ。そばには商業施設あるんでそこに停めれば駐車料金発生・・・
なので、こうしています。
- 商業施設に停める。そこである程度買い物して2~3時間駐車料金が無料になるようにする
- さらに商業施設内を散策。次回に買いたいものを探したり本屋に寄ったりする
- これが散歩にもなる
- 1時間ちょっと歩いて汗かいたところで銭湯へいって、お風呂と人を楽しむ
- 湯上りにまた商業施設を散策して帰る
無駄な買い物をしていなければ、銭湯ライフは支出500円程度で3時間くらいのイベント感とリラックスを得られます。
おわりに
銭湯のほかにもフィジカルにもメンタルにも効く公共施設があります。
公園・博物館・美術館・資料館やレンタサイクルもいいですね。 もっと利用・活用しないともったいないですね。
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