こんにちは、チコットです!
友人にイタ車・オープンカーをお勧めしてきましたが「買えるか、そんなもん」と言われてます。
見てて気持ちいいし、走りも気持ちいいし、とても癒されるんですけどね。
じゃあ買えそなやつ、古くてかわいらしくて癒してくれそうなものを考えました。
古い腕時計はどうでしょう。
ガラスは厚め。デザインはシンプル&野暮ったさで、可愛い
写真はセイコーskyliner、1960年代のものです。私はたまたま父から受け継ぎました。
これ、ガラスが丸みがあって厚いんですけど、さわってるとなんだか良い。いまの時計は平面で<しゅっ>としてて、なんだか<わたしイケてますよぉ>アピールが強め。こいつは<ぽてっ>としてて戦闘力ゼロ。針も文字盤も蛍光色なんかついてないから真っ暗だと役立たずだけど、ごちゃごちゃしてないから見てて気に障らない。秒針が動くのを見ていると<あぁ、半世紀前の機械が一生懸命動いてる。すげーなぁ>と嬉しくもなる。
こーいうのが可愛く感じます。
アラームは無いけど、いい「音」はする
1960年代の超廉価版だからアラームなんざぁありません。でも耳にあてて聞こえる「ちちちち・・・」はなかなかのもの。100均の時計とは全然違います。100均は電池式。skylinerは機械式。その違いでしょう。100均は1秒に一回の音が、大きめに聞こえます。ちょっと離れてても聞こえるくらい。針もガツンと動くし。skylinerはかすかな音が1秒間に何度もつながって聞こえます。
秒針は流れるように動くけど音はしない。耳にあてて初めてわかる。耳にあてて聞くって、なんだか人間の心臓のよう。
きっと60年前と変わらないって考えると、<父も時計に耳をあてたろうか?><ま、バキバキ現役だったらそんな暇ねぇか>と思ったり。
60年前の廉価版なのにこの技術力の高さ、現役時代の父のこと、をちょっと考えさせてくれる<音>です。
日本製で無名のなら、全然高くない
ヤフオクで見たら私の同型は2万もしないですね。買うならセイコー・シチズンのどっちかで、まだ部品がありそうな1970年代以降のかな。海外の有名どころは高いしメンテ費もバカになりません。
それとオークションよりも、アナログ時計修理を売りにしているお店で相談しながら買うことをお勧めします。ホント部品の有無やメンテ費がわからないと高い買い物になっちゃう。この辺はイタ車・オープンカー購入とおんなじですね。
古いアナログ時計は夏が苦手
湿度に弱いですねぇ。中はやっぱりサビます。ま、気にせず使うのもかっこいいんですが、
普段は機械式だけど夏は古めのクオーツアナログ時計にする、のがいいです。
ちなみに
30年前に、「形見分けだ、もっておけ」といって時計をくれた父は・・・まだ健在です。
まだまだ形見にはなりそうもない。それはそれでいいことです。
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