こんにちは、チコットです!
上司がね、無茶振りするんスわ。
上司「チコットさん。経営会議でコンプライアンス・ガバナンスの強化を指示されました。経費の不正検知ができる仕組みを考えてすぐに実行してください。手法は任せます。適度に報告はください。」
私「・・・はい。」
そーいう丸投げ体質が、不正を生む温床って気がするのですが。
とにかく、あるものでお金を掛けずにやってみますかね。
検知手法を決める
うちは建設会社で、そこそこ大きくて、その全経費のチェックなんて無理。しかも私ひとり。
上司は「すぐに」と言ってるからシステムを購入する気は絶対にない。
そんな拷問、聞いたことない。
何らかの方法で、目安をつけないとなぁ。全部は見きれん。で、思いつきました。
- 振替金額が多すぎる案件
- 振替元の勘定科目・金額が振替先で変わっている案件
- 工事経過日数のわりに、支出が多い案件
- 自社人件費は計上されていないのに業者支払は多い案件
- 最終決裁権者が切り替わる金額上限額ぎりぎりの案件(金額に9が並ぶ案件)
まぁこの5個で引っかかる案件の費用をみておけばいいかなと。
そんなんでいいの?!ってご意見はあるでしょう。
でもですよ、1か月間で6万件前後の経費計上があるんですよ。これで精いっぱい。
また、この手法に引っかかったら全部ダメってこともありません。案件ごとに事情があるでしょうし。こっちだって「無作為に抽出して担当者に質問するよりは、意図して抽出した方が何か見つかる可能性が高まるかな?」くらいなモンです。
既存のシステムについては
あと、どこかの大学教授とか研究所とかが考えた不正検知システム?
人間の行動学とか統計学から出した不正検知ですか。
否定はしないし否定できるようなアタマも持っていないですけど、それ、私がそのシステムを理解しないと自信もって経費管理者に「この費用はおかしいです」って言えないですよ。
アルゴリズムもスクリプトも統計学も知らないし、クラスで1人だけ英検4級落ちたわたしが、ンな頭いい人が作ったものを使えるわけないでしょが。
それにね、指摘される側の経費管理者にもシステムを理解してもらわないと、わたしがシステムが出した結果だって言っても、
「いやちょっとなに言ってるかわかんない」ってサンド冨澤なみにつっこまれておわりじゃないですか。
どえらい金掛けて漫才することになりかねん。
勿論、新しいものは取り入れないといけません。
ただ、私レベルではまだ手に余るものに思えます。
だからスモールスタートが良いですね。あるものでやる、と。
上司はそれをわかっていたから、わたしひとりにやれと言・・・う訳ねぇな。
まずはエクセルの関数式で
あるもの・・・ったらエクセルの関数式とマクロ、それもVBAマクロじゃなくて記憶式マクロを編集してイジるくらいだな。
監査もしたことない、簿記3級も持っていない、英検4級落ちる(関係ないか)ド素人が、最低限のエクセル関数式でどの程度できたかのかを、今後のブログに掲載します。
どうぞよろしくお願いいたします。
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