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オープンカーでメンタルケア

メンタル

こんにちは、チコットです!

年取ると、どんどんストレスが増えていく気がします。

ストレスを発散させてメンタルをケア・維持するのに必要なものって何でしょうか。

友人・家族・仕事・お金でしょうか。でもそれってストレスの原因でもありますよね。では必要なのは、たとえば趣味なのか知性なのか・・・皆さんはどう思いますか。

私は<趣味>と<非日常>だと感じます。<知性>は、まぁ私にはあんまないんで除外です。

この<趣味>と<非日常>の両方を感じさせるもの、例えばトレッキング、サーフィン、キャンプ。趣味と非日常が入ってますよね。ただ、それをやれる場所に行くのがめんどうでしょ。トレッキングは山へ、サーフィンは海だし、キャンプはキャンプ場。お手軽ではないです。

私のおすすめは<オープンカー>です。

何故オープンカーなのか

オープンカーをお勧めする理由は2点です

  • 乗ったらすぐに非日常
  • 趣味性が強いので人が寄ってくる

屋根のない車なんてあんまり普通ではないです。まだ社会的にもちょっと外れています。だからどこかに出かけなくても、もう駐車場でそれに乗り込んだところから<非日常>が始まります。オープンにしていると日差しをもろに浴びるので室内がものすごく明るいですし足元まで風が入ってくるのが新鮮です。だから近所を走るだけでも<非日常>です。

また普通車よりオープンカーはやっぱり人から見られます。羨望か軽蔑かは分かりませんけど、そういう事も普段には無いことですから気分が変わります。見られることがストレスになる?会社でも学校でも人から見られてるじゃないですか。むしろそっちの方がじっくり見られてて嫌になりませんか。こっちは通り過ぎるほんの一瞬ですし、その一瞬<いつもと違う自分>を人に見てもらうことが自分をリセットします。

屋根あけていつものスーパーに行くだけで、日常の嫌なことを忘れさせてくれるのがオープンカーのいいところです。。

オープンカーは4枚ドアでセダンぽく見えるのもあれば2ドアスポーツタイプのもあります。トランクもろくにないカッコ重視のもあれば、荷物乗るのもあります。だから乗り手の趣味性や生活感がもろに出ます。こう聞くと「オープンカーにも住み分けがあるのか。じゃ、種類が違うと仲悪いとか?」って思うでしょうけど違うんですね。

お互いの車がすごく気になるんです。自分が選びたかった車、選べなかった車がホントはどうなのかを知りたいんですよ。だから駐車場でも話しかけられるし、走行中に隣車線から声かけられることも多いです。となると、話すネタも聞くネタも自然と作られ増えていき、<今度はこう話そう、これ聞こう>と工夫も生まれます。オープンカーを買いたかった人、昔乗ってた人も寄ってくるから「職場でも学校でもない人間関係」を少しだけ作ってくれます。これがまた気分を変えます。

おすすめの車種

もうマツダロードスター、一択です

ホンダビート、ダイハツコペンなどの国産でもBMW・ベンツ・ボルボのような外車でもオープンカーは結構あります。なのにマツダロードスターを勧める理由は

  • オープンカーという車種を基本として長く連続して製造しているモデル
  • 国産である

です。

オープンカーは大抵がクローズドボディの車が基本で、それの亜種としてオープンカーを設定しているのが多いです。なのでボディ強度が変わるので乗り心地がちと悪かったり風の入り方が気持ち悪かったりがあるんです。あと幌の接続金具も経年的に作り続けているものではないので私はなんとなく心配・・・

マツダロードスターは最初からオープンカー設計なので乗り心地・風の巻き込みは計算されています。何十年も作り続けてるから幌部分も信頼性高いです。

また国産なので修理代や部品供給も安心です。また専門店もあるので修理の仕方も<中古品で安くする><新品にする><部分交換><アッセンブリー交換>とか選択肢があります。外車はこの辺りはちょっと厳しいかな。いい修理工場と知り合えればいいんですけどね。

サンルーフ・キャンバストップという選択

「2人乗りなんて家族持ちが買えるか!!」

ではサンルーフ・キャンバストップではどうでしょう。見た目は普通車ですが天井の一部分だけが開きます。サンルーフは普段は鉄板或いはガラスが嵌っていますがスイッチ押すだけでそれが開きます。キャンバストップは布を張ったテントがついていて、それを手動で開けます。どちらも上を開ければ空が見えて気持ちいいです。で、4人乗れて荷物入って視線は気にならないから悪くないと思います。

普段使いの車でも雲が後ろに流れていくのがルーフから見えると、オープンカーと同じ開放感が味わえます。サンルーフ設定車は割とあります。キャンバストップは新車での設定はちょっと探したけど見つかりませんでした。昔はアルトラパンにはキャンバストップ仕様があって、それはかわいくてほしかったです。今は欲しがる人いないから中古車は結構ねらいめかもしれません。外車でならルノーキャトル。これはエアコン付きもありますが新しくても1990年代だから故障の心配があります。

私の場合とまとめ

私はいままで、なんでだか屋根の開く車しか買っていません。それがこれ。

  • ユーノスロードスター
  • 古いイタリア車のキャンバストップ仕様

マツダロードスターの前身だったユーノスロードスターには7年乗りました。もう一目ぼれ。買い物に使うとか荷物載せるとか雨漏りしたらどうするなんて全く考えず、欲望に忠実に従い一括購入、222万円でした。

最初はただ格好に惹かれて買いました。でもフルオープンで走った時の感覚は全く想定外でして、大げさに言えば普段の自分が無くなりました。幌を開けて空が見えて、窓を下げて風がバンバン入ってきて、人にちょっと見られながら遠くまで走っていくと、いろんなことが<気にならない、どうにかなる、どうにでもできる>ってなっていきます。もちろん走りも良いです。でも<気持ちが救われる>ことの方が多かった。好きな車でこの感じを7年間も味わえたんですから222万円はバカ安でした。

その後、車に乗れない事情がありロードスターを手放します。

それが3年続き、やっと自分の好きな車を買えることになりました。

まぁロードスターもいいけど、ちょっと違うのに浮気しようと考えているときにまた一目ぼれです。車種は書きませんけど…ルパン三世が乗っていたやつ、あれの実車が目の前を通り過ぎた瞬間、<あれ買お>でした。キャンバストップで空見えるし。でもその時でも既に30年前のイタ車ですからリスク半端ないです。でも頭悪いんで買いました。想定通りの痛い目にあいましたがそれでも20年以上乗っています。それはこの車が可愛い自分好みなだけでなく、車を通じて人と付き合えること、それとこの車のキャンバスを開けるとやっぱり空が見えて気持ちがいいからです。人とのつながりで言うとこんなことがありました。

もう人から声かけられるのは頻繁。外人さんが話しかけてきて「この車、エアコンある?」私「いや30年前の車だからないです」外人さん「・・・クレイジー」って。日本人も外人さんもエアコンは常識なのね。

急に黒塗りシャコタンのクラウンが前で急停車、いかつい男が下りてきて<なんだよぉ、この年で殴り合いかぁ>って思っていたら、その人が「かっこいいし可愛いし、いいですね!写真いいですか?」・・・車好きは見た目じゃわからん・・・

小さな車ですがキャンバス面積は屋根のほとんどですから開ければオープンと変わりません。木の多い公園に停めて雲や木々の緑を見ていると、全っ然根拠ないのにやっぱり<どうにかなる>気がしてきます。<空を見る=いい方に考える>って刷り込まれたのかも。ホント単純ですからね私。

「車なんて高いもの買えるか、置いておく場所もない」なら、車以外にも、例えば楽器はどうでしょう。手軽で小さいのがいいからハモニカ・ウクレレなんかよくないですか。10万20万もしないし公園で練習してたら仲間出来そう。ウクレレはちょっとやってみたいです。

庭やベランダで野菜・花を育てるのはどうです。自分も周りも癒されて、ご近所付き合いにもいいでしょう。

気分を変えてくれる<非日常だけど近くにある趣味>をもっとさがしてみませんか。

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